Leo's Wine Network

1989年と1990年、2009年と2010年、2019年と2020年との比較において、巷間でよく言われる法則のように、9の年は果実味が多く、0の年は骨格がしっかりしています。
2019年のフルーティな感じに比べると2020年はタンニンの骨格がしっかりした、威厳があるタイプに仕上がりました。

第一印象はタンニンと果実と酸味が濃く、しっかりした味わいとなっています。
Clos Leoは通常18ヶ月~20ヶ月間の樽熟成を行いますが、このヴィンテージは30ヶ月間寝かすことにより熟成感を出しました。
2010年や2005に似た長期熟成に向いたワインとなります。

悪天候でいつものしっかりしたタイプでは無いのでブルゴーニュのボトルに詰めました。綺麗な味わいとなっています。

2002年が初ヴィンテージ。生産量900本と少量となります。味わいは古典的なボルドーで熟成も進み飲み頃です。

味わいはメルローらしい少し甘さを感じるフルーティーさと、柔らかなタンニンが特徴で色んな場面で楽しめる味わいとなってます。

メルローのほのかに甘みのある果実味と、北向き斜面からくる酸とのバランスが取れた、しっかりした味わい。

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